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せんせい
2010/02/09
やぁ、僕がだいしろうだよ!(無邪気に)
先日静岡に向かうロマンスカーの中で、まぶたを閉じて外界からの情報をシャットダウンしていたところ(俗に言う「寝る」)、突然肩を叩かれた。
車掌さんかしら?と思って目を開けると、もんのすごい見覚えのある中年男性が一人。
「せ、先生!」
そう、僕の小学校の時の先生がいたのです。
直接担任としてお世話になったことはないのですが、もんのすごくお世話になった先生でして、卒業してからも何度か挨拶には行っていたのですが、それももう何年も前の話。
ふてぶてしく寝ている顔(笑)と、網棚のギターで僕だということを確信して声を掛けてくださったのだそうです。いやはや、何百人という生徒を見て来たであろう先生に、10年以上たった今も覚えていてもらえたって言うのは本当にうれしい。
そこからは先生とたくさん話した。
あれからのこと、これからのこと。
僕が忘れていたような、小学校の時のエピソードも飛び出して。
すごくすごく、なんだろう、自分の中で何かが解凍されていく感覚があった。
新しい何かを発見するのとは違う、忘れていたものを思い出す感覚、とでも言うのかな?
僕の好きなある漫画の中のセリフで、
「なくしたものを取り戻すことはできないけど、忘れてたものなら思い出せますよね」
ってセリフがあるのですが、あぁ、こういう感じかな、なんて一人で考えてました。
先生は当時のまま、生徒の気持ちを一番に考えてくれる先生のままだった。
こういう大人が、変わらずに居てくれるのは本当にうれしいなぁ。
色々話しているうちに、今度先生が今担任しているクラスの前で授業をすることになりました。
小学5年生ですって!どうしよう!何を話せばいいんだ!
そんな感じでおどおどしていたら、先生が
「給食も食べていいぞ」
って言ってくれたので、張り切って行ってきたいと思います(きっぱり)
あげぱんかソフト麺だといいなー(にまにま)